T毎日からだの中ではたくさんのがん細胞が作られています。

そして、そのがん細胞をやっつける(排除する)免疫細胞が働いてくれているおかげでがんを発症せずに過ごすことができます。

この仕組みが崩れるとがん細胞が体の中にとどまり増殖し始めるのです。

では、この免疫細胞の仕組みを高校時代の『生物』の授業を思い出しながら振り返ってみましょう!

①樹状細胞

異物を食べる免疫細胞で、がん細胞やその成分を取り込み分解します。

②キラーT細胞

樹状細胞により「キラーT細胞」や免疫の司令塔である「ヘルパーT細胞」を活性化します。

③キラーT細胞(活性化)

活性化したキラーT細胞は、樹状細胞から受け取ったがんの情報をもとにがん細胞をみわけて攻撃します。

④ヘルパーT細胞

活性化されたヘルパーT細胞は「サイトカイン」と呼ばれる物質を出して、キラーT細胞やB細胞、マクロファージなどの免疫細胞を活性化します。

→活性化されたマクロファージはがん細胞を攻撃します。

⑤B細胞

活性化されたB細胞が、がん細胞にあわせて特異的に結合する「抗体」をつくることもあります。

⑥ナチュラルキラー細胞

ナチュラルキラー細胞が、がん細胞を認識して直接攻撃したり、抗体がくっついた細胞を異物だと認識することで攻撃したりします。

 

この免疫系は、がん細胞をやっつけるアクセルの働きだけではなく結合するタンパクによってブレーキの働きをしてしまうこともあります。

現在はこのブレーキをいかに外してがん細胞をやっつけるかということが研究されています。

 

参照:「Newton」2018年12月号

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です