いまさらですが、東京医大で話題になった医者の男女比についてです。

このことが問題になってから「よく考えてみたら、なんて男女差別なんだ!」「許せない!」とは思ったものの、これまでそれが普通と思って過ごしてきました。

自分の鈍感さにびっくりです。

私の母校は国立なので、おそらく今回世界的にボコボコに叩かれてしまっている東京医大ほどのひどい操作はされていないと思います。

あくまでも「思います」ですが、男子生徒の比率を増やすための操作は行われているのが実情です。

私が在学していた約10年前、医学部の生徒の約半数は女子でした。

5割まで出はなかったですが、4割以上は女子でした。

単純に成績順に取っていてそうなったのだと思います。

しかし、私が大学院に行っていた数年前にはその割合が様変わりしていました。

格段に男子の割合が多くなっていました。

偶然、(看護の)指導教授とそのことが話題になったことがあるのですが、受験科目を操作したようです。ある意味「合法」というのでしょうか?

二次試験の操作については不明ですが、この受験科目の操作でもある程度女子生徒を振るい落とすことができたようです。

具体的には『物理』が必修になりました。

『生物』、『化学』、『物理』の中からの選択では、女子生徒は比較的『生物』が得意で『物理』がとっても苦手な傾向があるそうです。

言われてみれば私もそうです。得意だった順番を尋ねられたら、確実に『生物』>『化学』>『物理』です。

そんなわけで、女子たちの苦手とする『物理』を必修にしたところ、女子が減って、男子が増えた。

『物理』を必修にした理由を、「女子を減らして、男子を増やしたいから」ではなくて、賢い先生たちがごもっともな理由で説明されれば、この操作はそれほど非難の標的にならずに済む方法なのかもしれません。

いずれにせよ、日本はまだ男女差別、職業差別など、表立ってはいませんがネチネチと伝統的な差別が残っている社会なのだと感じています。

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