人間は皆平等に歳を重ねます。

親と自分自身も例外ではありません。

これからの生き方最期の迎え方についても考えておかなければならないことがたくさんあります。

だからこそ、早くからお互いの気持ちや考えを見せ合う努力が求められます。

 

両親が就活を始めたようです。

これって子供の立場からするととても心強いことです。

「お葬式をどうするか」という問題だけではなくて、「歳をとってから、どうやって生活をしていきたいか」「いざという時の治療はどうしたいか」「最期なくなる場所はどこがいいか」 など、確認しなくてはならないことはたっくさんあります。

日本では「察する文化」みたいなものがありますが、人の考えてることなんてわからないんです。

だから、きちんと言葉にして伝えましょう!

言葉にしたって伝わらないことばかりなんですけどね…

自分の考えとは違っていても、相手は自分とは違う人間なので仕方がありません。

そこの擦り合わせをする作業が必要になります。

医療の現場では、ここ数年 ACP(Advanced Care Planning)という考えが浸透してきています。

意思を表出できる段階から、自分の医療的なケアのプランを家族や医療職、関係者と話し合い、確認していこうというものです。

『〜ing 』の進行形であることがポイントです!

人間は揺らぐ生き物です。

一度決めても、心変わりするかもしれません。

だから、体調の変化や周囲の環境の変化に合わせて話し合いを続けながら、プランを変化させていく過程も重要とされています。

人間いつ、何が起こるかはわかりません。

一方で多くの方が長く生きられる時代でもあります。

高齢になると発症しやすくなる病気は認知症です。

すぐに何も分からなくなってしまうわけではありませんが、徐々に判断力の低下や意思疎通が困難になるという経過をたどるケースが多い病気です。

初期は本人の想いを確認することも可能ですが、家族に判断を委ねられる機会も増えてきます。

そんなときに本人の意思を「きっとこうやって言うだろうな」と推測しやすいよう、日頃からコミュニケーションを図っておくことが大切です。

 

東アジア圏では、不吉なことは言葉にすると本当になるから言ってはならないという文化もあるようです。

が、言葉にしなければ分からないですし、生がある反面いづれは死を迎えます。

より良く生きるために、より良い最期を迎えるために、内に秘めずに語り合う努力は親も子も兄弟も惜しむべきではないと思います。

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