お休み中に人の集中する密閉された空間を避けて、東武ワールドスクエアに出かけました。混雑というほどではないにしても思っていたよりも人はいました。

寄りませんでしたが日光の近くを通った際にものすごい渋滞でいつもほどではないのかもしれませんが通りはにぎわっておりました。

そんな風景を見ながら(自分も外出している身ですが)、外出自粛で観光業がダメージを受けているとテレビで報道されているけれど、なんだか危機感は低いのだろうなと感じました。

ヨーロッパの友人たちは家の中にとどまっています。なぜならば、外出すれば法で罰せられるほどの状況だから。

そして、Facebookでは、医療従事者たちの『We stay at work, You stay at home』という言葉が躍っています。

医療崩壊を防ごうと自宅にとどまることを求めています。

一方で日本では経済的活動を止めないように、徐々に外出制限は緩められていく方向性でしょう。ただ、ここで間違わずに感染予防に努めた行動が求められています。

日本は皆保険ですので、「いざ感染したら治療を受けれる。治療を受ければ回復する」と考えている人がほとんどでしょう。日本では医療崩壊なんて遠い話と思っている人もいるかもしれません。

しかし、医療現場に身を置くものとして日本における感染拡大からの医療崩壊はたやすいものだと思います。現に、新型肺炎による入院患者でも重症者の入院期間は1か月を超えた長期間に及んでいます。その間、一人の人が人工呼吸器やECMOはその人につけっぱなし。これから重症化した人が出てもこれ以上受け入れられないという医療機関も出てきています。

また、ICUで新型肺炎の患者さんを治療することにより、他の患者さんを受け入れられる病床数が減少しています。別の疾患で治療をした患者さんは本来はICUでの管理が必要なくらい不安定な状態なのに一般病棟に出されています。

一般病棟の看護師は通常の患者さんプラス30分ごとに血圧や脈を測定しなければいけない重症な患者さんを受け持たなくてはならないような状態です。普通でも忙しくて、毎日2時間とか残業していたくらいで余裕なんてないのに。給料は変わらないのに、ただ大変になって残業が増えていく・・・(しかも一定時間を超えると時間外を付けられないというサービス残業)すでに疲弊し始めています。

なったもの勝ちではありませんがこれから新型肺炎で重症化する人たちは、現在治療を受けられている人ほど手厚い治療を受けられる可能性は低くなるでしょう。また、他の疾患の人にもしわ寄せがいくでしょう。

何よりも医療スタッフ、特に24時間患者に付き添う看護師に対して何の手当もなくただの善良な心に訴えてこの困難を乗り越えさせようと思わないでください。

そんなことでは私たち看護師も逃げ出してしまうかもしれません。

医師もそうですが、看護師たちが逃げ出し始めたら、それはあっと言う間に医療は崩壊していくでしょう。私たちも自分の命が大切です。(仕事を辞めても再就職先には困らないでしょう)

皆さんが感染拡大を阻止すべく、良識的な行動をしてくれるようにここ最近は強く願っています。

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